学校では、たくさんの人のなかで見たり聞いたりしながら、いろいろな体験を積み上げていきます。そのためには、背中を伸ばし顔を上げた安定した姿勢で物を見たり手を伸ばしたり感触を感じたりする力が必要です。 学習のベースになる姿勢や動き作りをしていきます。
子どもは、自分の手や口で感触を確かめながら、周囲の物を受け入れ遊びへと発展させていきます。動きにくさのあるお子さまは、そうした行動にどうしても制限があります。 手を使って触れたり見たりしやすい環境を設定し遊ぶ体験を増やします。
動きにくさがあるお子さまは、得意な動きで補うためどうしても体の一部に負担がかかってしまいます。その部分を気持ちよくほぐし関節を動きやすくすることが、とても大切なケアになります。 体の状態を確認しながら、お子さまにあったケアを実施します。
食べ物を安全に食べるには、姿勢のコントロールの他に、舌や唇、あごが協調して使えなくてはいけません。お子さまの食べ物を処理する力に合った食物形態や摂食の援助が必要です。 お子さまの食べる力を確認し、安全な食べ方や食事の援助方法を提案します。
反応が少なくて、どうお子さまと関わればいいのか、不安を感じていませんか。もしかしたら、お子さまは、小さな動きで「うれしい」「おや、なんだろう」とか自分の気持ちを表出しているかもしれません。その小さなサインを受け取り関わる人が、言葉やしぐさでお子さまに返してあげることから、やりとりは始まります。 保護者の皆様と一緒に、小さなサインを見つけ、やりとりを重ねながらお子さまの心を育てます。
他にもこんなことにも対応します。
- トイレや移動など生活動作の工夫と提案
- 肢体不自由のある子どものためのプール指導
- 保護者や職員に向けての研修会
まずは、ご相談下さい。